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【交通事故コラム】後遺障害にまつわる法律問題①

2024-06-17
カテゴリ:交通事故
後遺障害認定の基礎
交通事故によるケガ・傷害を理由とする後遺症について、一定の場合に後遺障害が認定されます。具体的な後遺障害の内容は、受傷部位や、後遺症の内容・程度によって異なりますが、ケガ・傷害を理由とするすべての後遺症について後遺障害として認定されるわけではないことに注意が必要です。

例えば、交通事故により歯を欠損する後遺症の場合、後遺障害として認定されるのは「3歯以上」とされています。つまり、「2歯」の欠損も後遺症とは言えますが、後遺障害としては認定されないことになります。このように、後遺障害の認定は、認定基準に適合するか否かによって判断されますので、それをきちんと見極める必要があります。

後遺障害の認定基準は、非常に専門的で、細かい基準となりますので、ご自身の後遺症が後遺障害に認定される可能性があるか否かを、きちんと弁護士に相談することが必要です。
弁護士に相談するにあたっては、医師が作成する「後遺障害診断書」の内容が重要となります。後遺障害診断書の記載内容に不備があるために、きちんとした後遺障害が認定されないこともあります。後遺障害診断書を取り付けたら、まずは弁護士にご相談ください。

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